ECサイトの運営で肝心な物流システム
ECサイトを運営して商品の販売チャネルを増やそうとしているときには物流システムについて考慮が必要です。ECサイトで顧客に購入してもらった際には商品を発送しなければなりません。ECサイトは24時間運営が基本で、注文が来たら速やかに出荷できるように手配することが求められます。できる限り自動化を進めてスムーズに対応できるようにするとECサイトの運営負担が軽減されます。基本的には物流業者と提携をしたり、業務委託をしたりするのが良いでしょう。そして、情報システムを使って注文を受けて決済が確認されたら速やかに発送の手続きが進むような仕組みを作るのが合理的です。ECサイトと物流システムを連携させて一括管理できるようにしましょう。
ECサイトの物流をおろそかにするとどうなるか
ECサイトを運営するときに物流システムの考慮をおろそかにしてしまうと、顧客からの不満が募るだけでなく、現場にも混乱が生じてしまうので注意しましょう。顧客は注文をしたのにいつまでも商品が届かないのがストレスになります。スピード感のある配送を実現しているECサイトが増えているため、発送に数日かかっただけでもストレスを抱える顧客も多いでしょう。現場ではそのクレーム対応をしつつ、注文を一つずつ丁寧に確認して出荷や発送の手配をしなければなりません。ECサイトでの注文はいつ出されるかわからず、夜中に出たものは朝に溜まっています。売れ行きが良い商品があると人手が足りなくなり、ミスも多発してしまうリスクがあるので注意が必要です。
ECとは、electronic commerceで電子商取引を指します。つまりEC物流とはインターネット上の取引にかかわる物流のことです。入荷から検品、保管、ピッキング、梱包、出荷と商品が買った人に届くまでのすべての過程を指しています。